インフルエンザ治療薬は、感染しないための予防薬として使用することも可能です。
但し、保険適用外になります。発症を予防できるのはいずれのお薬も10日間となります。必ず、本人の受診が必要です。
薬剤添付文書における予防投与の対象者は、
インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族、又は共同生活者である下記の者を対象とする。
①
高齢者(65歳以上)
②
慢性心疾患患者
③
代謝性疾患患者(糖尿病など)
④
腎機能障害患者
となっております。
薬剤の安全性はある程度確認されていますが、添付文書上にない対象者への予防投与については、大きな副作用の出た場合、厚生労働省の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外に
なる可能性があります。
費用
1 オセルタミビルカプセル
対象:6歳以上(カプセル服用可能な方) 1日1カプセル内服10日間
費用:8000円
2 イナビル(10歳以上~成人)
1日1本吸入を2日間 計2本
費用:1万円
3 イナビル(6~9歳、吸入ができる方)
1本吸入
費用:8000円