こんにちは!看護師の後藤 佳代です。
ブログ長い間お休みしていました。7月に起こった西日本豪雨の被害がショックで、書くのを何となく憚られました。
北海道地震ですが「家族が亡くなる」「水道が出ない」や「避難所生活」など今までの日常の生活が送れなくなったらと考えると、悲しすぎます。自然災害は避けられないけれど、「被害の最小化」と「復旧の最大化」を国に取り組んでほしいなと思います。(自分は何もお手伝いできないけど....)
ドラマ「義母と娘のブルース」の前回の放送で、綾瀬はるかさん演じるアキコがパン屋店長(佐藤 健さん)の鼻血を止めるシーンがありました。元キャリアウーマンのアキコさんは、下を向いて鼻の横を5分間圧迫止血と止血法も完璧でした。
鼻血のほとんどは、鼻の入口から、1センチ奥の「キーゼルバッハ部位」という場所で起こります。
ここには毛細血管が集中しているため、ちょっとした刺激でも出血してしまいます。
昔から言い伝えられている止血法には間違ったものがあります。
私も耳鼻科で働く前はやっていました......
ティッシュペーパーを詰めるのは、圧迫にしては弱いし、鼻血が止まった後、ティッシュを抜くときに血が固まったところが破れて(カサブタが剝がれるのと同じ)、又出血してしまいます。
なのでこのような方法で(もう少し下を向くと良い)、5~15分しっかり押さえてもらうとほぼ止まります。
ただ、血圧の高い方、血液サラサラの薬を飲んでる方などこれだけでは止まらない方もいらっしゃいます。そのような方は、耳鼻科を受診されてください。まずは圧迫止血を!!